森さん上手く逃げたな!

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今回、ウミガメ保存会の会長を引退することになり、楠の街づくり協議会の役員さんから、
「森さん上手く逃げたな!」と言われた。
半分は冗談だろうけど、少しは本音かもしれない。
年度末を迎え、自治会の役員とか、PTAの役員とかお願いされて困ってる人や悩んでる人はたくさんみえると思います。
僕は2年前、本当に思いがけず羽津地区街づくり協議会の総務委員長を頼まれました。
あんまり、組織で動くのが得意ではないので、かなり悩みましたが、最後は引き受けました。
でも、それがきっかけで、羽津地区盆踊り大会の復活、子ども食堂、寺子屋と、たくさんの夢がかない、たくさんの仲間と出会いました。
今は本当に、指名してくれたことに感謝しています。
ここまできたら、ウミガメ保存会の会長も、続けるのは正直たいへんではないです。逃げる必要もない。
新しい人にバトンを繋ぎ、これからも、いつまでも続いて行ける活動にしたいと強くおもったから引退するのであって、楽したいわけでは無いのです。
その想いを、たった22歳の彼女が、本気で受け止めてくれたのです。
彼女にとって、毎月海岸清掃するのは、何の苦労も大変さもないと思います。すごく優秀な人です。
大変なのは、ウミガメ保存会という、たくさんの人が知っている、100回も続いた活動だからです。
彼女はこの活動の素晴らしさを理解して、終わらせたらいけないよな!って思ったから引き受けてくれたのです。
みなさんも、どんどん新しい人を発掘して、どんどんバトンを繋いでください。
会社も、組織も、チームも、どんどん新しい人が活躍出来る、チャレンジ出来る街にしていきたいです。
無名の新人にこそ、宝物が埋まっています。
そして、繋いだリーダーも決して、逃げたりせず、楽したりせず、後継者に負けないように、再び努力して、学んで、新しいことに挑戦して欲しいです。